コードエディタはプログラマが最も時間を費やす場所です。
大きく2つのタイプがあります: IDE(統合開発環境)と軽量なエディタです。多くの人々はそれぞれのタイプのツールを1つ選んで使うことが多いです。
IDE
IDE (統合開発環境)は通常 “プロジェクト全体” での操作をする多くの機能を持ったパワフルなエディタを意味します。つまり、名前が示すように単なるエディタではなく、本格的な “開発環境” です。
IDEはプロジェクト(多くのファイル)をロードし、ファイル間のナビゲーションを可能とし、プロジェクト全体に基づいた自動補完を提供、バージョン管理システム(git のような)、テスト環境や他の “プロジェクトレベル” のものと統合します。
もしもまだIDEの選択を検討していないなら、次のようなIDEを見てみてください。
- Visual Studio Code (クロスプラットフォーム, フリー).
- WebStorm (クロスプラットフォーム, 有料).
Windows には、"Visual Studio"もあります。“Visual Studio Code” と混同しないでください。“Visual Studio” は、.NET プラットフォームに最適な、有料で強力なWindows専用エディタです。JavaScriptも得意です。無料版Visual Studio Communityもあります。
多くのIDEは有料ですが、トライアル期間を持っています。それらのコストはたいてい資格をもつ開発者の給料と比べわずかなので、あなたにとってベストなものを選んでください。
軽量なエディタ
“軽量なエディタ” はIDEほど強力ではありませんが、速くエレガントでシンプルです。
主にファイルをすぐに開いて編集するのに使われます。
"軽量なエディタ"と"IDE"の主な違いは、IDEはプロジェクトレベルで動作するので、開始時により多くのデータをロードし、必要に応じてプロジェクト構造の分析等をします。軽量なエディタは、単一ファイルだけが必要な場合にははるかに速いでしょう。
なお、実際には軽量なエディタもディレクトリレベルの構文解析や自動補完を含む多くのプラグインを持っている場合があります。そのため、軽量なエディタとIDEの間に厳密な境界はありません。
注目に値するものとしては次のような選択肢があります:
- Atom (クロスプラットフォーム、フリー).
- Visual Studio Code (クロスプラットフォーム、フリー).
- Sublime Text (クロスプラットフォーム、シェアウェア).
- Notepad++ (Windows, フリー).
- Vim や Emacsも使い方を知っているなら良い選択肢です。
議論はしません
上記のリストのエディタは、私または私がよい開発者だと思っている友人が喜んで長い間利用しているものです。
この広い世界には他にも素晴らしいエディタがあります。ぜひあなたが最も好きなものを選んでください。
エディタの選択は、他のツールのようにプロジェクト、習慣や個人の趣向によります。
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